「――そして、二人は幸せになりましたとさ。めでたし、めでたし」
今日もおばあちゃんは孫達に寝る前にお話を聞かせていた。
彼女が語る物語はいつも、ハッピーエンド……。
どこかユルい物語ばかりだった。
それは彼女が夫と幸せな結婚をして、孫にも恵まれたという証でもあった。
だが、大きくなってきた孫達は……
「また、ハッピーエンドぉ?」
「ばあちゃんの話はいつもワンパターンなんだよな」
「わくわくドキドキがたりないんだよな~」
おばあちゃんの話に飽きていた。
改めまして 【ちょちょいのよったろー】です。
【よったろー】というハンドルネームと合わせて使いますのでよろしくお願いします。
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