姫野華玖耶と七つの悪夢(プレイバック)012

 高校生だからまだ、早い……

 そんな理由をつけて相変わらず交際の申し込みを断っていたんだよ。
 今、思えば、高校生で異性と付き合うなんて割と当たり前なのにね。
 だけど、自分の立場を守るために、私は決してイエスとは言えなかったんだ。

「ごめんね、私は高校の間は誰とも付き合おうとは思ってないの……」
「そっか……残念だ。でも、友達でいてくれよな」
「うん、それは喜んで」
「良かった……俺、告白して振られたら、姫野と気まずくなるんじゃないかって思ってさ……」
「ごめん……」
「い、いや、良いんだ。でさ、卒業したら……」
「……うん……考えておくよ……」
「ありがとう……あ…そうだ、あの噂は本当じゃないよな?」

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