ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)013

 どこかツンとした感じの美少女で、少なくとも太輔を大笑いするような女の子だという印象はなかった。
「悪いとは思ったけど、ずっと見ていたよ。あんまりガツガツしすぎると女の子は逆に引いちゃうよ。押して駄目なら引いてみなってね」
「な、なるほど……」
「良かったら、僕が手ほどきしてあげようか?君の恋愛」
「ほ、ホントか……い、いや、弟君……君が何者だろうと関係ない……俺は、俺の気持ちをまっすぐにだなぁ……」
「何人目?」
「へ?」
「彼女で何人目なの?君が討ち死にしたのは?」
「う……そ、それはその……」
「僕はこう見えてもモテるよ。僕だったら、君にモテ道を伝授してあげられるんだけど……でも、仕方ないね……君にもプライドとかあるだろうし、僕なんかに……」
 士郎が言い終わらない内に……
「へへぇ~……神様、仏様、士郎様……私めはあなた様のお導きに従いまするぅ~」
 瞬時に土下座してへりくだる。
「ぷ、プライドないんだね……君……」
「へぇ、あっしのプライドは今ドブ川に捨てましてございます」
「あ……そぉなの……」

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