ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)119

「あ、あぁ……そう、吉良ちゃ……黄仮面……いや、内緒だった……えーと、よくあるじゃない業界用語で名前を逆に言うってやつ……それよ、それ」
「何で、業界用語が……?」
「私がそう言いたいから、良いの、君は気にしなくて……」
「……よく、わからないけどわかった……」
「楽しいね~」
「そ、そう……?」
 こうして、桃仮面は女の子として、太輔とデートにこぎつけた。
 難を言えば、マスクをしたままというのが玉に瑕ではあるが…
 正体を知られる訳にはいかないのでそれは桃仮面も我慢した。
 何より、スカートを着たまま、太輔といられるのが、嬉しかった。
 桃仮面……桃花がここまで、太輔に執着するのには訳があった。
 彼女は彼を見ると思い出すのだ……
 忘れようとしても忘れられない思い出を……面影を……

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