ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)152

 太輔が大人の参考書をこっそり買うために寄った先で、別れ話があったのだ。
 売り言葉に買い言葉なのか、大人の参考書を手に入れたばかりの太輔の腕をひっぱって……
「じゃあ、良いもん、私、この人と付き合うから……」
 彼女は確かにそう言った。
 太輔は慌てて参考書を隠した。
 それを見て嫌われては元も子もないからだ。
 元彼と思われる男は……
「ふんっ……勝手にしろ……」
 そう言うと去っていったという……
 つまり、桃仮面の時にうまくいかなかった【漁夫の利】作戦が偶然、うまく行った形になるのだ。

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