僕はこの娘と添い遂げたい(プレイバック)027

 花梨達三人に限らず、世界中の許嫁達は予選会場を目指して、高級車やヘリコプター、ジェット機等で向かっていた。
 花梨達は車中では終始無言で過ごし、国立競技場に着いたと思ったら、くじを引かされ、それから三人別々の場所に向かった。
 おそらく、予選会場が別々なのだろう。
 花梨は二人から何故、この大会に参加したかの理由も聞けずに別れる事になってしまった。
 何だか気まずくって話せなかったが、こんな事なら車での移動中に聞いておくんだったと後悔する花梨だった。
 花梨は関東地区予選、結愛は九州地区予選、綾里は関西地区予選に向かった。
「花梨よ、あの二人なら予選を勝ち上がってくるであろう。本戦で気持ちを聞きだせば良かろう。あ、このちょこれぇと、美味いのぅ」
「……おじいちゃん、何のために来たの?」
「決まっておろう。大富豪家が出す食事にありつきに……いや、お前を大富豪家の嫁にするために来たのじゃ。あ、高級トリュフも食ってみたいのう。あ、完熟まんごぉはまだですかいのぅ?」

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント