僕はこの娘と添い遂げたい(プレイバック)132

 三日目の朝、レジャーに行こうと思っていた花梨の前に立ち塞がる影があった。
 それは――
「ぜぇはぁ……良かった。会えた。逃げよう、一緒に」
 佐和義だった。
「さ、佐和義君、どうしたの?汗びっしょりよ」
「軟禁状態だったけど、隙を見て抜け出してきたんだ。何とかここまでたどり着いたんだ。さぁ、一緒に……」
「う、うん……」
 花梨は嬉しさでいっぱいになった。
 佐和義が、自分に会いに来てくれた。
 それが本当に嬉しかった。

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