隣の席のでみちゃん(プレイバック)053

 そして、昼食の時間――

 でみちゃんはサンドイッチを持って来ていた。
「ふっ勝利しての食事は旨いな」
「で、でみちゃん、それ……」
「契約者しょーすけ、君の頭の中で作ったサンドイッチだ。旨いぞ」
 夢の中の出来事が本当に起こっていたかもしれない事に俺は驚いた。
「そ、それは……」
 俺は気のせいだと思った。
 でみちゃんの仲間になるつもりではいたが、まさか本当に俺の頭の中で調理したとは思えなかったからだ。
 だが、本当に、彼女のサンドイッチは俺の頭の中で作っていたサンドイッチとそっくり、うり二つだった。
 あり得ない、あり得ないと思っていたら、でもちゃんがやってきて。
「明日こそ、私が作るんだからね」
 という捨て台詞を残して悔し涙を滲ませて去っていった。
 え?まさか、本当に俺の頭の中で昼食を作っていたのか?
 俺は訳がわからなくなった。

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