バーチャルリアルパートナーテイク2(プレイバック)049

 昨日、会ったのは偶然――
 そうそうタイミング良く女の子が現れる訳がない――
 再び目を瞑る。

 すると――

「改めましてこんにちは。私、【夕愛】って言います」
 という声が耳元に聞こえた。
「えっ?」
 っと飛び起きると女の子の姿が無い。
 でもその代わり、糸電話の片側のコップが置いてあり、その糸の先には木が一本立っていてその奥に女の子の影が――
 キョトンとする彼方。
 どうも、普通の女の子と感覚が少しズレているようだ。
 糸電話を耳元に置く余裕があるなら近づいて来て話せば良いのに。
 考えている事がいまいち良く解らない。
 そんな印象を受けた。
 そういう所もどこか一日と似ていると思った。

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