夢命戦(ゆめいくさ)イマジネーション・キャンドル(プレイバック)027

第一章 第二幕 獣馬と揺花

「獣馬、てめぇ、温子監督の養子だからっていい気になるなよ」
「別にいい気になってなんかねぇさ」
「じゃあなんで、ICでいつも落書きみてぇなので戦ってんだよ」
 ICとはイマジネーション・キャンドルの略だ。
 選手ではICとして広まっている。
 成長した獣馬君は度々、他の選手と問題を起こしていた。
「しょうがねぇだろ、俺はまだ想像力が安定してねぇんだからよ。でもそれでも毎回、俺が勝つからそれが不満なのか?」
「そうだよ、何かてきとうにあしらわれている気がしてムカツクんだよ」
 対戦相手の芹川 祥吉(せりかわ しょうきち)君が怒るのも無理はない。
 獣馬君の想像力が安定していないというのは嘘だからだ。
 彼は、既に飛び抜けた力を身につけている。
 ただ、それだと他の選手と実力に差が有りすぎるので、イメージ力をぼかして、イマジネーション・キャンドルの力を落として使用している。
 その上で、なるべくばれないように手加減して戦っている。

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