夢命戦(ゆめいくさ)イマジネーション・キャンドル(プレイバック)044

 彼が本気になれる挑戦者達が現れていないという事だ。
 このやり方も失敗――
 私はそう思い始めていた。
 だけど、その日は違っていた。
 今までは挑戦者達に適当に対戦の順番を決めさせていた。
「温子、今日は一人だけ順番決めて良いかな?」
 獣馬君は確かにそう言った。
「い、良いけど、どうしたの?急に……」
「右から、3番目のあいつ……あいつは一番最初か最後にしてくれ。その時、ICを変える」
「どういう事?」
「ようやく、本物が来たって事かな。雰囲気で解る。あいつは持っているやつだ。【ルート】でやったら多分、負けちまう」
「右から3番目……名簿によると二階堂 諷太(にかいどう ふうた)君ね。彼はできるの?」
「わからねぇ。ただ、今までの奴は俺達のチームにはAチームに行くためのついでとして来ていた。だけど、あいつは俺と戦うのを目的として来ているようだ。他の奴とは目が違う。俺を敵視している」

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント