ファーブラ・フィクタ ルーメン・テネブライ編第001話(プレイバック)030

 自分は何がしたいのか、何をするべきなのか、何を守りたいのか、何も解らない。
 そう、自分には何も無いのだ。
 生きて苦しむか、死んで楽になるか、キャリアにとっては等価値だった。
「仕方ねぇ……お前に希望を作ってやる。この結界、お前も張れるようにしてやる。一日に四時間だけそのエンジェルハイロゥから結界を張れるようにしておく。四時間ぶっ続けでも、二時間ずつでも何でも良い、休みたい時、四時間だけ休める。神や悪魔は入って来れねぇからな。それともう一つ、お前は孤独を恐れている様だ。仲間を作れる様にしてやる。神側に三体、悪魔側に三体ずつ仲間に出来る珠を置いておく。もちろん、神側のやつはルーメンで悪魔側のやつはテネブライでしか出せねぇ。出られない内は珠の中で眠っていることになる。どいつを仲間にするかはてめぇの勝手だが、あんまり弱えぇ奴を仲間にすると後が辛いぞ。考えて仲間にしろ」
「な、何がしたいの、あなたは……?」
「クアンスティータを最強の形で産み出したいだけだ。その後世界をどうするのかはクアンスティータの判断に任せる」
「クアンスティータって……」
「俺の最愛の娘の魂を受け継ぐ史上最強の怪物だ。誰にも倒せねぇ。もちろん、俺にもな」

続く。

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