ファーブラ・フィクタ ルーメン・テネブライ編第002話(プレイバック)057

 もし本当にクアンスティータが誕生するのであれば、その力は神上立者どころか神超存をも上回る。
 その確信があった。
 そのために、クアンスティータを究極の状態で産み出そうとしていたのだ。
 自分達をも超えるかも知れない存在を産み出そうとしている男(F)に対して、この超絶者達はどのような対応を取ろうとするのか?
 かつて、深神(しんじん)や頂魔(ちょうま)達が彼の娘、レインミリーを騙した様に、この神上立者達もまた、自身の保身のために、Fの行動を邪魔しようとするのか――
 それを確かめたかった。
 神上立者達がその気になれば、Fですら、簡単に始末できるだろう。
 そうなれば、クアンスティータの誕生が無くなるかも知れない。
 だが、それでも確かめなくてはならなかった。
 彼の敵は神や悪魔にとどまるのか、それともそれ以上の存在にまで及ぶのか。
 それが知りたかったのだ。
 神上立者の一名が、
『悩みがあるようだな……自分の行動に自信が持てない。それで迷い、他の存在を巻き込んでいる。何をすべきか、どういう結果を迎えるべきか、それが自分では見えていない……』
 と言った。

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