ファーブラ・フィクタ ルーメン・テネブライ編第002話(プレイバック)059

 何故、神上立者に会いにいったのか?
 それは、キャリアにとってのFがFにとっての神上立者に値するからだった。
 どう逆立ちしても逆らえない存在。
 常に、その存在に怯え、戦いを強要されて来たキャリアの気持ちを少し理解してみようと思ったからだった。
 キャリアだけでなく、先ほどの会話はFとしても彼女と全くかみ合っていなかったと感じていた。
 お互い、主張したい事が全く合っていない印象だった。
 混乱している彼女の顔を見て、自分の行いが正しいのかどうか疑問に思ったのだ。
 それで、無理をして、自分には手の届かない存在と会ってみよう――そう思ったのだ。
 キャリアと同じ立場でものを見て見たかったのだ。
 復讐をして、神や悪魔、人間達を全滅させて、果たしてその後、何が残るのだろう。
 何も残らない。

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