61番目の小説のイメージストーリー10

 すると、
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁっ。
 な、何故だぁ~っ。
 何故、解ったぁ~?
 ま、まさか。
 てめぇも特殊能力をぉ~?」
 と【陣座】が言った。
 【聖十郎】は、
「――大した事ではござらぬよ。
 貴様は姿を消したと申しておったが、殺気が駄々漏れでござった。
 拙者は殺気のする方に刀を突き刺したまで。
 なるほど。
 雑兵だったというのも理解出来る。
 武芸のぶの字も理解していないようだ。
 ――その様な腕では拙者は斬れぬ。
 致命傷は避けた。
 その傷ならば、再起も出来よう。
 おとなしく、元の世界とやらに帰れ。
 拙者が申せるのはそれくらいだ。
 命があっただけ儲け者と思うのだな。
 世が世なら、斬り捨てる所だ。
 この時代とやらに救われたな」

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