とりあえず、ドスケベ四人衆は邪魔なので、留置所に入ってもらったのだが、その頃から彼らは震えだした。
彼らは、一様に、
「「「「あの女が来る……あの女が来る……」」」」
と怯えていた。
それを聞いていたタティーだが、彼らが指す【あの女】とは次に面接に来る【リセンシア】の事を指しているとは夢にも思っていなかった。
てっきり、さっきまで署長室で暴れていた【ヴェルト】の事だと思っていた。
【ヴェルト】と【リセンシア】はコンビを組んでいる。
つまり、【ヴェルト】が面接に来たという事は【リセンシア】もやってくるんだと察したのだ。
続く。
この記事へのコメント