「私らを無視するんじゃねぇ」
またクリスチーヌが咆える。
が、身体がしびれて動けない。
ヤレヤレといった感じで、花梨は神術、錬金鎖でクリスチーヌ達を縛りあげた。
金属の鎖で壁に打ち付けたのでクリスチーヌ達の力では外せない。
どんな言葉をのたまわろうが、もはや負け犬の遠吠えでしかなかった。
このまま、レースが終わるまで壁に縛り付けられるという屈辱をクリスチーヌ達は味わう事になる。
気絶や怪我によるリタイアより屈辱的な敗北だった。
花梨とて、くだらない真似をする連中にかける情けは持ち合わせていない。
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