僕はこの娘と添い遂げたい(プレイバック)198

「なんだよ、気付いてないのか?各大会の4人の予選突破者から1人ずつ、俺達の嫁候補を選ぶんだよ。それで、優勝した女の子を選んだ奴が晴れて大富豪家の御当主様って訳だよ」
 花太郎が説明した。
「各地の予選大会は同時進行で行われてたからね。ボク達も全部の試合を把握できる訳じゃない。でも各大会につき、一人ずつ、許嫁を決めないといけない。誰を選ぶかでボク達も当主になれるか、家からほっぽり出されるかが決まるんだよ。運命がそれで決まると言っても良いね」
 月見が補足説明をする。
「ここだけの話なんだが、ここで選んだ女の子は優勝しなくても、他に選んだ誰かが優勝すれば、妾として子作りする事は出来る。親父もそうやって俺達を作ったんだよ。なぁ、良いだろ」
 鳥助がニヤニヤして言う。
「……下種の極みだな」
 佐和義は軽蔑して三人を見る。
「とにかく、風彦も参加してもらわないと勝負が成立しないんだよ」
 花太郎が無理にでも納得しろというような表情で言う。

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