ファーブラ・フィクタ ルーメン・テネブライ編第001話(プレイバック)029

第三章 仲間


「はぁはぁ……くっ……」
 傷口を押さえながらうずくまるキャリア。
 ここまで連戦につぐ連戦で疲労もピークに来ていた。
 精神的にも限界でこのまま殺されてしまおうかとも考えていた。
 だから、襲って来た使愚魔の群れにも無抵抗でなすがままにダメージを受けていた。
 それを見かねてか、突然、現れたFが使愚魔の群れを一掃し、結界を張った。
 ここには、使愚魔は入って来れなかった。
「……使えない女だな……もう、降参か?」
「はあ、はあ、はぁ……」
 声にならない。
 答えるべき答えも用意出来ない。
 答えがない。

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