ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)143

「私、女の子が好きなんです。だけど、私が好きな人……あなたの事が気になるって……だから、私が先に付き合ってあなたの嫌なところ全部、その人に報告しようと思っています」
「え?それじゃ……」
「そうですね、あなたとつきあえるのは思いっきり我慢して一日、いえ、一時間が限界ですね……いえ、もういいでしょ……十分、あなたとお話、出来ましたから……もう、あなたの嫌な所、もう、百以上は言えます。じゃあ、私はこれで……失礼します」
 言うだけ言うと小田原嬢は去って行った。
 後に残されたのは真っ白になった太輔と茂みで腰を抜かしていた赤仮面……茜だった。

 小田原嬢攻略戦――討ち死に……

「そ……そんな……」
「帰ろっか……今日は僕が奢るよ……」
 何となくホッとする茜だった。
 これで、また、彼の匂いが嗅げる……そう思って密かに喜んだ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント