64番目の小説のイメージストーリー13

 そこへ、宿代を稼ぐために【傭兵】の仕事と勘違いした【リョウジ】もやって来ていた。
 【ユカリ姫】はすぐに集まった者の中から【リョウジ】を見つけ、会いに行きたくなったが、臣下の者に、
「姫様。
 特定の者にお会いになるのは控えてくださいませ。
 その者が本物の勇者であれば必ずや生き残るでしょう」
 と言われたので、出るのは諦めた。
 一国のプリンセスとして、再会するのを楽しみにして。
 だが、実際は、【リョウジ】に嫉妬した他の【偽者の勇者】達によって、【ギルド登録】もしていない【偽者の勇者】として、糾弾され、城を追われる事になったのだった。
 その事実を後で知った【ユカリ姫】は激怒し、【リョウジ】を偽者と決めつけた者達を追放させた。
 そして、早馬を出し、【リョウジ】の行方を捜したのだった。
 参加者名簿から彼の名前が【リョウジ】だと言うことは解ったので、後は本人を捜すだけ。
 そう、思っていたのだが、【リョウジ】は、【勇者】として、【ディオン国】に戻るつもりは無かった。
 今まで黙っていた男達の中に混じっていた1人が口を開く。
「お願い申します。
 【リョウジ】様。
 他の者などどうでも良いのです。
 あなた様だけ、あなた様だけが必要なのです。
 どうか、あなた様のお力を城で見せて下さいませ。
 さすれば、必ずや、あなた様は【勇者】として認められるはずでございます。
 わたくしはそれを望みます」
「あ、あんただったのか」
 その1人は【ユカリ・ディオン第一王女】その人だった。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント