ファーブラ・フィクタ ルーメン・テネブライ編第007話(プレイバック)067

 だが、霧の幻は足下には届いていなかった。
 寝っ転がれば、霧の幻は届かないと判断したのだ。
「お見事。そこまで」
 との特別仙人の声がかかった。
 それが正解だったのだ。
 この試練は霧の幻に勝つ事では無かった。
 霧の幻から抜け出る方法を探すという事だった。
 常に戦う姿勢で立って構えて居ればいつまでも答えにたどり着かない。
 疲弊し、やがて倒されるのを待つのみだった。
 だが、霧が届いていない場所――足下には霧がかかっていないという事実に気づき、そこを抜ける事が出来た時、試練は突破出来たという事になる。

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